EOS Kiss X7には、Kissならではの撮影モードとして、モードダイヤルに「かんたん撮影ゾーン」がある。全自動の「シーンインテリジェントオート」や、X7で新搭載の「キッズ」、「料理」、「キャンドルライト」。従来の「夜景ポートレート」などと合わせると、いろいろなシーンをカメラの知識無しで撮影可能になる。
今月は一週目から四週目まで全て「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」のワイド端でIS(手ぶれ補正)ONにし、ほとんど手持ちで撮っている。ご覧の様に手ぶれせず、AFも追尾し、露出は固定と……この手の動画を撮影するのにピッタリの感じだ。
扱った中で一番撮り易かったのは、ボディ内に5軸手ぶれ補正機能を持つOLYMPUS OM-D E-M5だったが、それに次ぐ性能と言える。しかも今回はレンズ内にある光学系の手ぶれ補正だけでこの安定感なのだから驚きだ。惜しいのは、液晶ディスプレイが固定で見辛く、バリアングルが欲しいところ。そう言った場合は、EOS Kiss X7iになるのだろうか。