今朝何気なくChromebookでOSの更新を確認したところアップデート開始。完了して、設定でバージョンを見ると58系から59系になっていた。
Buildの日付は2017年5月10日。まず設定パネルが他に合わせてご覧のように新しくなった。
これ自体は良いことなのだが、既存ユーザーは各項目、何が何処へ行ったのか慣れる必要がありそうだ。残念ながらAndroidは6系のまま。7系にはなっていない。
59系一番の売りはJavaScriptエンジンの仕組みを変更したこと。従来JITコンパイラ(Crankshaft)のみだったが、59系搭載のV8 JavaScript Engine: V8 Release 5.9は、インタプリタ(Ignition)とコンパイラ(Turbofan)の組み合わせとなっている。
理屈はここを参考にして欲しい。簡単(?)に言えば、「前段階で一度軽く正書/理解して、その後コンパイルした方が、メモリ効率などが良くなる」と言う話のようだ。
変な例えだが、新人が書いたコードをベテランが見直し、それを使った方が効率がいい…的な話だろうか(笑)CrankshaftはJITコンパイラなので、実行しつつ…となり、また意味合いが違う。
いずれにしても実際操作すると作動もメモリ効率も随分軽くなった印象を受ける(ASUS「Flip C100PA」/2GB)。本家Chromeの59系リリースに期待したいところ。