もともと写真のスタンドには「ALR/JORDAN Entry Si」を置いていたが流石に迫力不足で欲求不満。で、手持ちの「JBL LE8T+EC30」にすると音はGoodなのだが、幅390×高さ590×奥行290mm+10cm角のウッドブロック。2つ置くと大き過ぎて部屋の圧迫感が凄まじい(笑)。
そこで「スタンドに乗る最大のものは」と考え中に何故かNS-10Mを思い出し、測ったらジャスト(+ちょいα)。状態の良い中古があればその内に程度に思っていた。
ところが夏のある日、渋谷で昼食した後、ぶらぶらと楽器屋巡りをしていたところ、バッタリご対面。状態はまぁまぁ、価格もヤフオク+α程度だったので、即決して、6Kg×2をハンドキャリー。ご覧のようにスタンドにバッチリ収まり、音も満足♪一時期「YAMAHA NS-1000M」は持っていたものの、それ以来のYAMAHA製だ(聴くのは当時通ったスタジオにあったので耳タコ状態)。
久々に聴いたNS-10Mの音は「これこれ!」的で違和感なくスッと入ってくる。ちょっと驚いたのは、左右はもちろん前後の定位もいいこと。Wadia 151 PowerDAC miniとの相性も問題ない。ただ古いのでネットワークのコンデンサが気になり調べたところ回路図は以下の通り。古典的な12db/octの構成となる。
流石にウーファー側の電解コンデンサ10uF(BP)/50vはもう駄目そうなので近々交換したいと思っている。オリジナルの思想(?)を活かすなら「ニチコンMUSE BP」となるだろうか。音質を取るなら大容量のフィルムコンとなる。コンデンサ2つの交換なので、簡単なのだが、現状でもいい音なので、どうするか悩み中…。
しかし考えてみると、ヘッドホンは「SONY MDR-CD900ST」、イヤホンは「SONY MDR-EX800ST」。昔「JBL 4311A」も持っていた。どうやらモニター系の音が好みらしい(笑)NS-10Mの歴史は、ここにまとまっているので興味のある方は是非♪