LIVE AT TOKYO DOME

LIVE AT TOKYO DOME本来発売日は今日、4月12日なのだが、amazonも含め量販店では昨日の11日から店頭に並んでいたので、雨風に打たれながらタワレコ@渋谷まで買いに行き、早速夜に鑑賞会。

去年9月19日と20日のライブは二日共行き(笑)、リリースを心待ちにしていたが、少し前にWOWOWで放送したものより音が抜群に良くなり大満足!

「LIVE AT WEMBLEY」も凄かったが、この「LIVE AT TOKYO DOME」は、比較にならないほどいろいろパワーアップし、二枚組の一枚目、初日の「RED NIGHT」で既にお腹一杯。二日目の「BLACK NIGHT」は今夜見る予定だ。

レビューは、amazonのリンク先に熱いメッセージが数多く載っているので、ここで語るまでもないが、特に最後のKARATE、Tales of The Destinies、THE ONEは圧巻だった。

ただ現場でのSU-METALの圧倒的な歌声までは再現されていない。と言うより出来ない。これは是非ライブで実際に体験して欲しい。

LIVE AT TOKYO DOME
二つのコルセットが両日参加した証

と同時に、去年の夏辺りから個人的に思っていることがある。それは(怒られるかもしれないが)神バンドが単にバックバンドに聴こえてしまうこと。

もちろん超絶で物凄い演奏をしているので普通ならそうならないはずだが(実際、「Live in London」頃までは3人とのバランスも良かった)、数々の修羅場を乗り越えた結果、3人のパワーが神バンドを上回り、バランスが崩れてしまったようだ。

この物足らなさを何とかするには、何時ものニューヨークの人も語っているが、「神バンドの海外組の編入を検討するべき」。これはテクニック云々より、グルーヴ感を得るため。

「The Metal Hammer Golden Gods Awards 2015」のDragonforceバックでやった、 Gimme ChocolateとRoad of Resistanceは粗削りだが斬新で、今でもベストライブの一つだと思っている。

このグルーヴ感が今の(日本人による)神バンドでは再現できないように思う。とは言え、毎回ライブの度に海外から呼ぶのも難しく現実性に乏しいが…。

今年はまだ国内での活動をほとんどしていないので、明日からはじまるRED HOT CHILI PEPPERS US TOUR 2017のスペシャルゲスト、そして逆にスペシャルゲストにHellyeahを迎えての単独公演、KOЯN US TOURのスペシャルゲスト…更なる修羅場を乗り越え、今年の後半どうなって来日(笑)するのか!?今から楽しみにしている。