5月21日(日本時間)、Mastodon 1.4.0.2(v1.4rc2)がリリースされた。release candidateなので1.3.3のインスタンスをアップデートするか悩んだものの、そこはほぼお一人様インスタンス、システムダウンしても誰にも迷惑かからない(笑)。サックっとアップデートを実行した。
念のため必要なファイルをバックアップ。
- mastodon/.env.production
- mastodon/postgres
- mastodon/redis
- mastodon/public/system
また、1.3.3から変わった部分として、
/etc/nginx/conf.d/mastodon.conf
root /home/mastodon/live/public;
↓
root /home/xxxx/mastodon/public;
※サーバーの物理パスへ変更
$ sudo chown -R 991:991 public/system
※publicのバックアップを使う場合
この2点の変更を先に行っておく。あとは単にbuild。下記を実行してひたすら待つだけとなる。
$ docker-compose stop
$ docker-compose build && docker-compose run –rm web rails db:migrate && docker-compose run –rm web rails assets:precompile
サーバーがCeleronと非力なこともあり、コーヒーを作って飲む程度の時間はかかったが(笑)あっさり起動。
画面上、まず一番目につくのが設定/ユーザー設定で、”除外する言語”が追加されたこと。これは日本のインスタンスが急激に増え、海外インスタンスの連合タイムラインに日本語が押し寄せたための処置らしい(笑)
次は昨日も投稿した、プロフィールのメニューにメディアを追加。ただ個人的にはPawooのように3択(投稿/フォロー/フォロワー)の部分を4択にして欲しかったところ。
Sidekiqにはrecurring_jobsが加わった。サブスクリプション、メディア、Feed関連のスケジューラーのようだ。
画面キャプチャは無いが、タイムラインでブーストしたアカウントのアバターが被って表示されるようになった。
その他、追加機能は以下の通り。修正に関しては山のようにあるのでここを参考にして欲しい。
Features:
- Filter out languages from public timelines based on preferences
- Admins can disable 2FA for users
- Webpack
- Show boosted user’s avatar
- Show emoji shortname in a tooltip
- Decode IDN URLs in PreviewCard
- When streaming API is disconnected, poll home/notifications
- Replace ws with uws
- Sidekiq dashboard displays scheduled tasks
- Add to Atom feeds
- Make direct statuses stand out more
- Ability to mute notifications for an entire conversation
- Admins can filter accounts based on username/display name/e-mail/IP
- Ability to hide all content from a domain
- Media gallery view on profiles
ところで前から指摘している外インスタンスのCardを表示しない件、「cards only get created for local posts #2572」で修正済になっているものの相変わらず見えない。何か手順が必要なのだろうか!? Update以降に関しては見え、以前については出ない模様。
追記:5月23日(日本時間)に1.4.0.3(v1.4rc3)リリース!