就職活動において、生成AIを利用したことがある学生は18%にのぼることが、マイナビの調査でわかった。生成AIとは、テキストや画像などのデータをもとに、新しいコンテンツを作り出すAIのことである。就活生は、自己分析やエントリーシートの作成などに生成AIを活用しているという。
生成AIを利用した就活生のうち、91%は「役立った」と回答した。生成AIのメリットとしては、「自分では思いつかなかった表現やアイデアが得られた」(46%)、「文章の添削や校正ができた」(38%)、「時間短縮になった」(36%)などが挙げられた。一方、デメリットとしては、「信頼性がまだ低い」(42%)、「文章が不自然になることがある」(32%)、「倫理的な問題がある」(28%)などがあげられた。
生成AIは、近年急速に発展しているAI技術の一つである。OpenAIやGoogleなどの大手企業や研究機関が、高度な生成AIモデルを開発している。生成AIは、教育や医療、芸術など様々な分野で応用される可能性があるが、同時に悪用や誤用の危険性も指摘されている。生成AIがもたらす社会的影響については、今後も議論が必要だろう。
参考記事:就活に生成AI、役立つ91% | さんにちEye 山梨日日新聞電子版